福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
私よりも私をよく知っているAmazonとGoogle。
何かを検索しない日はなく、比較的便利な場所で暮らしていてもAmazonを利用し、ヨドバシやその他も。
ネットショップを色々利用してメールを許可していると、さまざまなお知らせが届きます。
「これはどうでしょう?」「これいかが?」
映画でも、と思うと「あなたに向いている……」
入力するとサジェスト機能がベローンと提案してくれます。
リアルでこんなにお世話されたこと、無いかもしれません。
自分自身としっかり対峙する時間は大切だと思うのですが、PCにもスマホにも、あらゆるお知らせと提案が……
「ほらこれ、ねっ」と誘われる。放ったらかしにされない。
確か、トルストイの言葉だったと思いますが、
「孤独であるとき、人は真の自分を感じることができる」
気を紛らわせるツールがあればあるほど、
自分自身から容易に目を背けることができてしまう。
それは幸せ? 不幸せ?
悟空も馬琴も偉大なり!
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
年をとればとるほど必要なもの三つ。
気力、体力、経済力。
どれが欠けても「不如意」となります。
経済力は言わずもがなですが、どれほど収入・資産があっても、それを使って人生を楽しむには、気力と体力が必須。
新しい場所に行くなら、好奇心がまず前提で、実行するための経済力、準備をする気力、出かけて動き回る体力。
好奇心もむなしくバーチャルだけ……とはならないように。
漫画ドラゴンボール・主人公悟空の台詞、
「おら、ワクワクしてきたぞ」そう、ワクワクこそ人生なり
……ドラゴンボールが世に登場して早や37年!
衝撃的な面白さでしたが、それにつけても”馬琴”は偉大!
「食べ過ぎ」には慣れていない
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
人類はなにをもって死んできたか。
感染症、殺人(戦争もモチロン)、飢餓だそうです。
そのうちの「飢餓」について。
日本の古典・説話集などでも、飢餓が描写されています。
子どものころ読んだ本には、おどろおどろしい挿絵もついていて、それが恐ろしくて夢にまで出て……。
飢餓こそ恐怖で、それは生き物すべてにとってそうです。
それが生き物としてデフォルトな状態だとすれば、言われて久しい「飽食の時代」にあり、太り過ぎに悩む現代は?
食べるものがない!状態と戦ってきたわけですから、
食べ過ぎてしまう!ことには体が慣れていません。
つまり体にとっては「異常な状態」です。
きわめて不自然な状態なのですから、それが様々な病変を生じさせるのは当然なのでしょう。
だから、というわけでは全くありませんが、60歳のときにダイエットをして、10か月かけて16キロ減量しました。今のところプラス1キロ?くらいでキープしています。
ダイエット! 税理士試験より辛かった!
世にダイエット本が溢れる理由、よ~くわかりました。
キープするのもなかなか大変です。
それでも、痩せてよかった。大正解でした。
久しく忘れていた「身軽」という感覚。
身軽だと、すべてに積極的になれます。
世の中が落ち着いたら、身軽に旅行したい!
スマホをせんとてうまれけむ
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
スマホは、ようやく「個の確立」をもたらすのでしょうか。大昔、庶民の家屋には廊下というものはありませんでした。そのうえ襖と障子で仕切るだけで、鍵など論外、ガラッと開ければ、すべて丸見えになります。
プライバシーという概念自体がなかったのですから、
この外来語を和訳さえできなかったわけです。
……他にも例えば「アイデンティティー」も和訳できなかったと仄聞しています。
個人主義は、利己主義など自己中心的に曲解されがちです。それもあって「個の確立」はなかなかなしえてこなかったのだと思います。どちらかと言えば、わが国では全体主義といいますか、集団主義?
ところがついに黒船襲来!ではなくスマホが出現。
徐々に固定電話もなくなり、内でも外でも皆スマホ。
一人一人がスマホのディスプレイに見入っている姿は、
ほんの十年前、ほとんどの人が予測しなかったと思います。
誰でも情報を得ること、発信することが容易な時代です。
しかし良いことばかりとは言えません。
ある事柄がもたらすものは、常に「良きこと」「悪しきこと」がワンセット。
電車で、バスで、待っているときも乗ってからも、
ただただうつむいて、スマホの小さな画面に見入る。
街が活きていて、人が生きているのに、目はやらない。
それはもったいない!
街のありようこそ、時代を映し出す「情報」の塊です。
でもまあ、個々の自由ですよね。うん、自由です!
「○○という自分がいて……」 「ほおっっっ」
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
そのときどきのはやり言葉。
「……させていただき……」は、もはや諦めました。
「△△円からお預かり」「でよろしかったでしょうか」は、もしかしたら接客業のマニュアルなのかもしれません。
ふた昔?も前「私って、○○な人で~~」という言い回しが、一部に流行りました。
それを言っていた人たちと似ているタイプの人が口にする、「○○という自分がいて……」⇒「……」の部分は声を細めてやや語尾上げ。この言い方って、なんでしょう?
「自分自身を客観視できている私って、ちょっと賢い感じ」かしら?
これらは、若い人の一部→かなり時間をおいて、おばさん。おばさんに流行り始めると若い人は言わなくなり、
割と長くおばさん界隈では続くようです。
やっと滅び始めた気がする「ほぼほぼ」
最近、おばさんも口にしている「○○という自分」
命運やいかに!
できればどちらも滅びてほしい、のは内緒。
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
移転・引っ越しで、私的な本をかなり処分しました。
小さな書棚をプライベート用に購入し、ここに入る分だけ!と決めたのですが、捨てすぎて現在ガラガラです。
その前にも何度か整理しましたから、ここ二十年で、
おそらく2000冊ほど処分しています。
……何故か、或る日、背表紙にあるタイトルを見るのが苦痛になる、という癖があります。
若い頃にも同じ程度の処分を数年間、集中してやりましたから、ほぼ確定分で、買ったのは4000冊くらい?
「万巻の書を読み、千里の道を行く」は、座学と経験、
両方の大切さを言っているのだと思いますが、
さて、座学と言えるほどに吸収、理解したのか、全く……。ただ、「本」がなければ、私の現在はなかったでしょう。
小説もエッセイも、生きのびるための「杖」でした。
これらと別に、仕事用の書棚もあります。
実務書は処分が難しいといいますか、つい「調べるかも~」と思ってしまいます。
……ネットでも有用な情報は得られますが、深堀りするときはやはり書籍で。
それでも今回の移転ではかなり処分して、やっと8割くらいになりました。
万巻の書を読んだ割に、とならないように、精進せねば!
「半返し」は資金繰りの問題?と考察してみる
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
昔から、お香典などの半返しが不思議でした。
頂いた方のリストをつくり、お返ししなければなりません。リストは、先々それを下さった方が同じ状況になったとき、いくらお包みするかの目安になり、役に立ちます。
お互い様、の心ですから納得。
しかし、お返しは手間がかかるうえに、
もしミスをしたら大変な不義理になります。
でも昔々からの風習だし……と思っていましたが、
「あっ、これって資金繰り?」と或る日ひらめきました!
祝儀も不祝儀も、一時に多額のキャッシュが必要です。
昔は今よりもっと庶民の暮らしは厳しかったし、
ローンやキャッシングなんてありません。
とりあえず「倍額」をいただいて急ぐ支払いをすませ、
少し期間をあけて、金銭を算段し、半返しをする。
ということ? 違うかしら?
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
今月は税理士試験、
受験生の皆様のご健闘を心からお祈り申し上げます。
私は国税三法を取得しましたが、
最も好きだったのは所得税法です。
条文の文章が機能的で美しい!
簡潔でかつ理解しやすい!
(税法の中では、という意味ですが……)
数学者がよく「エレガント」という表現をしますが、
所得税法も素晴らしく「エレガント」だと私は思います。
それにひきかえ……。
受験はしませんでしたが、しっかり勉強した消費税法。
これは何といいましょうか、何でしょうか。例えば、
”その事業年度終了の日の翌日から
二年を経過した日の前日まで”
『イヤイヤ、なんかあるでしょ、他の言い方』
と思いつつ、実はけっこう癖になる!
そのヘンテコリンさが、まあ、好きでしたけど
(どないやねん!)