福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
と、タイトルを交通標語のように言ってみました。
(五七五っぽいと調子がいいのは、DNAのなせる業?)
仕事とは何か。
不労所得は別にして、基本は、
「え~っ、お互いに出来る事をし合いましょうね」
「それでとりあえず”お金”でやり取りしましょうね」
という事だと思います。
誰かに役立つ何かをする。それでお金を得て、誰かが作った食料などを買って生き延びる。
とてもシンプルなはずなのに。
役に立つ気はさらさらなく、ひたすら他者から奪い取る。
誰かが無理やり作ったビジネスチャンス。
どんなに耳に優しく聴こえる言葉を連ねられても、
「それ、あなただけのビジネスチャンス?」
と冷静に受け止めようと思っています。
Category: 仕事と税金
またしてもレジュメ作り、今度は電帳法!
のぼってきた階段のことは知っている
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
むかしむかし、日商簿記2級持ちで経理職でした。
1級が上にあるけど、実務は2級で十分だし、
この会社の事務処理フローが「正解」だと信じていました。
……それでも中小企業の良い点は、業務全体を見通せることです。これが完全な分業だと、自分の担当分だけが
「すべて」になってしまいます……
そして日商簿記1級を勉強し、目からウロコが!
これで初めて、簿記を少しは知ったといえます。
複式簿記の自由さ、システムとしての素晴らしさ、
現実に日々経理の現場で起きる出来事を、「仕訳」で整理して解決する、という発想ができるようになりました。
生まれて死ぬまで階段をのぼっていきます。
自分がのぼってきた階段なら、振り返ればすべて見えます。これからのぼる階段は見えません。
一歩、一歩、しっかり踏みしめてのぼってゆきたい。
頭脳と筋肉は裏切らない→パーツは裏切る
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
人生で、自分の頭脳のピークは今だと思っています。
……次点は小学5年生のとき
頭の働き方も色々ですが、総合点では今だと断言できます。
……あくまでも自分比です
若い頃に戻りたいとは、夢にも思いません。
あ~んな、あんぽんたんでアホタレな時代になんて。
出来が悪いからそう思うので、優秀な方は違うのでしょう。
私の出来の悪さはともかくとして、
年をとって経験と知識が融合し、頭の中に細かいネットワークが、みっしり張り巡らされていると実感しています。
39歳のとき、よしっ税理士試験にチャレンジ!
と決心したのが分岐点だったと思います。その頃すでに、翻訳ものミステリーは読みづらくなっていました。
あのカタカナの人名、地名に降伏していました。
しかし、
筋トレのような理論暗記と計算のスピードアップ訓練。
それが今に導いてくれたと思っています。
少なくとも、不断の学習習慣がつきました。
何事も遅くて、運動習慣も50歳からですが、
頭脳と筋肉は本当に鍛えた分だけあると思います。
ブログの文章書きも、まさに頭の筋トレです。
しかしパーツは、あちらもこちらも年齢分。
そこはなだめすかして、長持ちをはかっています。
年をとるのも、なかなか面白くて飽きません。
朝令暮改が全てを破壊する
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
組織にあって、トップの朝令暮改はすべてを破壊します。
例えば創業企業のオーナーは、当然ですが有能です。
それゆえに部下には常に不満を持ちがちです。
自分に比べれば誰でも自分以下、と心底思ったら、
実はそこがターニングポイント!
部下を軽んじてしまうと、平気で前言撤回、朝令暮改。
「正しいのは俺様・私様→だから変更してもただ従え」
思いつくまま変更できるなら、決断するのは簡単です。
どんな人でも簡単なほう楽な方に流れます。
かくして奇妙な社内ルールがうまれます。
「すぐには、やらない」というルール。
どうせまた変わるから……。
やり過ごす、聞き流す、仕事しているふりだけが上達します。こうなっては崩壊は時間の問題です。
人の上に立つときには、自分への厳しさが一入必要ですが、これが、成功したときほど難しい!
卑怯な言い回し3選!
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
会社員時代、私が耳にした卑怯な言い回し3選。
1,「私が悪者に……」
2,「そこまでは……」
3,「私にも誤りが……」
概ね、似たタイプの人が口にしていました。
1→実際に自分が原因を作ったのに、この台詞。あたかも「私が作った原因はわずかだけど、全てかぶります~~」「それでこの問題を解決します~~犠牲になります~~」
というニュアンスで、私ってとっても良い人でしょ?
とアピールしつつ、原因をうやむやにしようとする。
高度な戦略? 概ねご本人が原因なのに。
本当に自己犠牲される方は、こんな台詞口にしません。
2→「そこまでは確認しませんでした」
「そこまではやっていませんでした」
そこまで”以外”は、完璧なようなおっしゃり方です。
「それは」でいいのに、わざわざ「そこ”まで”は」
これがアピールしたいポイント!なのでしょうね。
3→この台詞のポイントは「も」です。
「私に”も”誤りがあります。それをきちんと潔く認めます」
認める私ってエライでしょ?とアピールしつつ、
「でね、ほとんどは私以外の○○さんや△△さんが~~」
と言外に訴えています。
こういう言い回しが習い性になっている方は、
「よしっ、これで乗り切った」と思うからか繰り返します。でも実は周囲のほとんどに
「ああ、また始まった……」とバレバレですよ♪
付箋を「風景」にする人
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
職場でも自分の住まいでも、付箋・メモを貼りまくる人。
貼り過ぎて、ただの「風景」になってしまうようです。
昔の上司がそうでした。
最終的に電話の受話器(電話が当たり前の時代。懐かしい)に貼って「これならいつも目につくから絶対大丈夫!」
とおっしゃっていましたが、私は内心、
いつも目につく→いつもあって当然→当然なので気にしない
になるのでは?と思っていました。
何か大事な期限だったようですが、結局お忘れに……
付箋がはがれたり、貼りっぱなしで薄汚れたり、
文字もなんだか滲んでしまったり。定期的に「付箋の見直し」をしないと、風景まっしぐらです。
「付箋見直しデー」を設けたらどうでしょう?
非接触は悲しからずや
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
非接触という言葉。
本来の意味と離れ、最初はキャッシュレスが~~などで
広く周知されたと思います。
それがここ数年、物ではなく人と人とも非接触。
テレワーク(リモートワーク、この違いが?)も
どうやら下火になりそうです。
しかし、この間の新入社員、新入生、大変な経験をされたと思います。
人も群れで生きるはずなのに、距離を取れ!
すでにその環境・組織に適応していればまだしも、
新しくその場に入ったのに非接触。
何をどうしろと?
でも、悩んだこと苦しんだことは無駄にならないはずです。いつかその経験が役立つ日が来るのではないでしょうか。
ところで、非接触で良かった点。
義理ある飲み会!
これは会社員の方からよく聞きます。
社員旅行とともに、忘年会も滅亡?
楽しいのは、お偉い方々だけですものね。
士業は終わり、とず~っと言われて
レジュメばっかり作っております 消費税
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
と、一句詠みたくなる今日この頃。
税率アップ、複合税率、そして今度はインボイス制度。
顧問先にどうお伝えするか、わかっていただくか。
『だから、かいつまんでさっさと言ってくれ~~』
という視線が痛い!
消費税は、細部も理解していただかないと先に進めません。例えば用語も、課税対象外⇔不課税 一般課税⇔本則課税
どちらが本来の言い方か、正しいか、などではなく、
その顧問先が認識している言葉に合わせています。
紛らわしい用語一覧表も準備していますが、
そもそも端数処理だけとっても、切捨、切上、四捨五入。「どれでもいいです。加えてインボイスでは~~」
と御説明しつつ、
『どれでもいい、がまず変じゃないですか?』
『そして今度はインボイスだと何が違うんですか?』
心の声が想像できます。
さらに電子帳簿保存法との絡みもあります。
「電子取引はデータ保存が義務。でも消費税では~~」
『えっ、またなにか違うんですか?』
同上。
心の声を減らすために、わかりやすいレジュメが必須です。わかりやすく、しかも誤解させず。
う~ん! 至難の業!