福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
一般に入手できる情報のほとんどは、どこかの誰かが取捨選択した結果にすぎません。
社会のさまざまなシーンで起きている出来事をしっかり見つめているつもりでも、それは誰かのフィルター越しです。
そういう意味では、見えているようですが、ガラス張りではまったくなく、せいぜい曇りガラス。
それでも、ネット社会以前とは格段に違います。
(なにより、比較検討が容易です)
そして具体的に知ってしまう、自分とはかけ離れた世界。
何故それが自分の手に入らないのか。
何故その世界に自分はいないのか。
渇望が良い方向への誘いになるなら、行動するエネルギーの基です。しかし、妬み・嫉妬という負の感情だけが増大してしまうと、ただただ苦しいだけです。
だとしても、それで七転八倒したとしても、
知らないより、感じないより、はるかに良いと思います。
やはりネットは功!
Author: 所長
「じぶんごと」って……
言葉は強い、と信じたい
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
「上品は強い」と喝破されたのは、
故ナンシー関女史です。なんという御慧眼!
確か、当時大リーグで大活躍した野茂投手が、
櫻井よしこ氏司会の「今日のできごと」に出演されたときのお話です。(もし違っていたら、誠に申し訳ございません)このインタビューは、私もリアルタイムで拝見しましたが、出色のできばえといいますか、櫻井よしこ氏、見事でした。
ナンシー関女史の「上品は強い」
あくまで相手がまっとうな人であるのが大前提ですが。
……まっとうでない場合「上品は下品に勝てない」
というのもあって、これも至言だと思います……
櫻井よしこ氏の美しく上品な日本語が、
野茂投手の御人柄の良さを100%引き出していました。
寡黙な野茂投手に対してさえ、強かったんですよね~。
人は言葉によってのみ思考し、人と理解しあう。
人は弱くとも、言葉は強い。
どんな時代にあっても、言葉を信じたい。
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
元陸上自衛隊の幹部自衛官。
退職し⇒ブラック企業勤務も経て⇒のら犬
になったと、プロフィールにありました。
文章が素晴らしい!
最近のツイッターに、三冊同時並行で執筆していたとありましたが、出版はこれが二冊目です。
ですが、簡潔にして情緒あり、ユーモアもあり。
内容は自衛隊のこととライフハック。
なるほど。
自衛隊って、唯一すべてを完結させうる組織です。
そして災害に活躍するのは陸上自衛隊。
サバイバルには肉体と精神、両方の維持が肝要だと具体的に知り、非常に納得しました。サバイバルのいわばプロで、
机上で勉強しただけの知識と、比較にならない説得力です。
深い思慮と観察眼、凡百の自己啓発本とは雲泥の差でした。
お薦め~~!!!
あっ、プロフィールに「意識低い系」ともありました。
いやあ、ファンです!
池田清彦〈病院に行かない生き方〉
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
骨折や怪我で血だらけ!モチロン病院に行きます。
お世話になりますし、助けていただきます。
良心的で熱意があり誠実な医師の方々、
医療関係者の皆様、感謝し、尊敬申し上げております。
ということを前提に、
この本の一節にある「心と体の声を聞け」
これ!
これを忘れてはならないとつくづく思います。
ずっと以前から思っていますが、ヒトも生き物です。
生存本能。
そのために心・体・頭がフルに動いているはずです。
誰よりも自分が自身を知る。
自身の心・体・頭の維持管理は、自分が得意なはずです。
何かにもたれかかり、丸投げし、自分は逃げよう、
と思うならそれは「依存」だと考えています。
医薬にも依存しないようにしよう。
自分の主人はあくまで自分。
でも、今は健康だからこう思えるだけかもしれませんが。
食事、睡眠、適度な運動。これにつきますね。
プラスよく笑うこと!
「呼びかけ」られたり、「お願い」されたり
長田 弘:〈ことばの果実〉
疾風怒濤の世代は、カオスのただなかに
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
音楽を聴くのに、
レコード⇒カセットテープ⇒MD⇒配信
事務作業に、
最初はなんとソロバン⇒コード付き電卓/加算器
⇒電池内蔵電卓⇒ソーラー電卓
今はその電卓さえ、ほとんど使わなくなりました。
そして、
最初は汎用コンピューターの端末機⇒オフコン
⇒パソコン/タブレット端末
通信手段・機器は、
ダイヤル電話⇒プッシュホン⇒コードレスフォン
ファクスも登場!⇒パソコン/携帯電話
⇒スマホ/あらゆるSNS/スカイプにLINE
テキスト連絡にいたっては、
Eメール・Gメール・ショートメール・
スカイプを使って・LINEを使って
まだまだありますが、なんという変化のスピードと多様化!連絡手段はありすぎて、
「それほどまでに、誰かと連絡とる?」と思ったりします。
振り回されては本末転倒なので、なるべく絞っていますが、子どものころには想像もしなかった状況です。
なんて面白い!
知恵ある方々に感謝感謝!!!
危機は好調期にあり!
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
ありきたりですが不変の法則、
「危機は好調期にあり」
私は経理・総務職に携り、中小零細企業を転々としました。ある程度の年齢で中途採用だと、ほぼ創業企業になります。多くの企業は、創業し3年以内に誠に残念ながらとなるか、好調期が訪れるか、いずれかです。
好調期ならこのときにこそ、内部の組織づくり・引き締めに着手すべきです。何故なら、例えば諸経費削減。
不調になってこれをしたのでは、
社外=ああ、とうとうこういう事を始めるほど苦しいのか
社内=売上あがらず士気低下中、経費でわあわあ言われてはむしろ逆効果になってしまいます。
好調期にこれを行えば、
社外=業績があがっていて、さらに引き締めか、堅実だな。社内=こちらは人件費で報いれば、諸経費削減くらいOK!
このことは、どちらの経営者・幹部社員も当然ご承知です。しかし、好調⇒皆忙しい⇒急がないことは先延ばし
急がないが重要なことは、放置すると手遅れになります。
蟻の一穴が堤を破壊するように、社内の弛緩した空気や、
無駄な派閥の発生は組織をゆっくり蝕みます。
好調期にいかに次の種まきをし、畑の手入れをするか。
いうは易く……とはこのことです。