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趣味と雑感

ご挨拶とご機嫌な三冊

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

長く中断していたブログを再開し、しばらく経ちました。
ご訪問、お読みくださった皆様、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

どなたさまもどうぞ良い年越しをされ、
良い新年をお迎えくださいませ。

年末年始、少しは休むつもりで、再びのご機嫌な三冊
①東海林さだお:貧乏大好き(ビンボー恐るるに足らず)

②伊藤比呂美:道行きや

③高峰秀子:ベストエッセイ

楽しみです!

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税理士試験

税理士試験の合否発表は悲喜こもごも

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

今年は発表が早かったそうで、何よりかと思います。
合格された皆様、心よりお祝いを申し上げます。
おめでとうございます。

そしてもし不合格の場合。
11月中に判明していれば、何とか気持ちを持ち直して、
来年1月からの方針を冷静に決められます。

お正月も初詣くらいは穏やかにできます。
クリスマス近くの発表ではあまりにつらい……

1月からどうするのか。
9月からの科目を継続するのか、
落とした科目をやりなおして受験するのか。

これはもう、自分で決めるしかありません。
誰かのアドバイスそのままにしてしまうと、
結果が悪かった場合、それを言い訳にしてしまうからです。

税理士試験には、もちろん一定レベルの学習能力は必要。
しかし解く問題は、高等数学でも物理学でもありません。

最後の資格取得までたどりつく人は、
ひたすら自分と受験講座を信じて諦めなかった人です。
「実務ではこんなの……」
「今時こんな試験のシステムって……」
雑音は耳に入れず、集中集中。

今、合格したいのなら、
今、やるべきことをやるしかありません。

どうか頑張ってください!!!

 

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読書

パリッコ:〈つつまし酒〉

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

東海林さだおのエッセイを数十年読んできました。
同氏も85歳になられ、いつまで読めるかしら?と思いつつ、最近は何冊もアンソロジーが出版されていますので、
それをまた読んだりしています。

次の「大好きな食エッセイスト」を数年さがしていますが、やっぱりいまひとつ~が続くばかり。
しかしついに発見したかも?と思ったのが、
パリッコ(これ、著者名です)

この作品の前に読んだ、
〈ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある〉は、
良かったのですが、食エッセイだけというわけではなく。

でもこの〈つつまし酒〉はドンピシャ。
何しろでてくるシチュエーション、お酒、おつまみ、
まさにつつましくもハッピー。

雑多でカオスな場末好きの私にピッタリでした。
きっと何度も繰り返し読む一冊です。
お酒大好きでも著者には妻子がいて、
良き夫・父の側面もあって、そこも素敵です。

困るのはこれを読むと、昼酒を飲みたくなる!
春には読まないようにしないと、絶対仕事をさぼって、
お酒をもって桜を見に行ってしまう!

大勢でのお花見はもちろん楽しいものですが、
春の空気の中で、ただ桜をみつめる、
一人花見は格別です。
しかもほろ酔いで。
いいだろうなあ。
いいよねえ。

 

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仕事と税金

頭脳と筋肉は裏切らない→パーツは裏切る

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

人生で、自分の頭脳のピークは今だと思っています。
……次点は小学5年生のとき
頭の働き方も色々ですが、総合点では今だと断言できます。
……あくまでも自分比です

若い頃に戻りたいとは、夢にも思いません。
あ~んな、あんぽんたんでアホタレな時代になんて。
出来が悪いからそう思うので、優秀な方は違うのでしょう。

私の出来の悪さはともかくとして、
年をとって経験と知識が融合し、頭の中に細かいネットワークが、みっしり張り巡らされていると実感しています。

39歳のとき、よしっ税理士試験にチャレンジ!
と決心したのが分岐点だったと思います。その頃すでに、翻訳ものミステリーは読みづらくなっていました。
あのカタカナの人名、地名に降伏していました。

しかし、
筋トレのような理論暗記と計算のスピードアップ訓練。
それが今に導いてくれたと思っています。
少なくとも、不断の学習習慣がつきました。

何事も遅くて、運動習慣も50歳からですが、
頭脳と筋肉は本当に鍛えた分だけあると思います。
ブログの文章書きも、まさに頭の筋トレです。

しかしパーツは、あちらもこちらも年齢分。
そこはなだめすかして、長持ちをはかっています。

年をとるのも、なかなか面白くて飽きません。

 

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読書

「だましだまし」は、名言、至言、箴言

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

だましだまし、という言葉を知ったのは、
故田辺聖子女史のエッセイ集〈人生はだましだまし〉
自分も年をとり、まさに「だましだまし」を実感!

誰しも完璧な状態が長く続くなど、到底あり得ません。
最近は諸々うまく捗ると、
『あら、なんだか色々都合よく進んでる。ということは、
そろそろ何かあるのね。気を引き締めよう」と思います。

あちらを繕い、こちらを繕い、よろよろしながら、
なんとかまあまあやってゆく。
やってゆければ上出来!

男性なら吉行淳之介、女性なら田辺聖子。
私が思う人生の達人です。

 

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読書

北原保雄:〈かなり役立つ日本語ドリル2〉

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

シリーズで数冊出版されている、かなり役立つ!本の2冊目。類書は数多ありますが、この本は抜きんでています。
問題のレベル分け、解答の示し方、何故そうなのかの説明。使いやすさ、わかりやすさ、すべてにおいて優れています。

ところで、レベル1,2,までは、
「ふふ~ん」なんて感じでしたが、レベル3以降は、
「あれっ?」がちょこちょこと。レベル4,レベル5,
「あららあ!そうか、そうだよねえ!」
むむむ……

でも「書きなさい」が無くて助かりました。
「書きなさい」があったら、目もあてられません。
漢字、書けなくなりました。
勉強せねば。

 

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趣味と雑感

家が泣いている

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

少しずつ荒れてゆく家の哀しみ。
私の散歩コースには住宅街があります。
新興ではなく、ある程度根付いている感じの家々が
並んでいますが、ポツポツと空き家が増えています。

かつては灯りがこぼれ、笑い声が聞こえたはずの家。
今は窓もドアも閉ざされ、庭は荒れたままです。
いくつもの汚れたプランタ―は、遥かな暮らしの名残り。

家が泣いているようです。
もう誰も住んでくれず、朽ち果ててゆく。
その哀しみに沈んでいるようです。
こういう家々が、日本中いたるところにあるのでしょうね。

ですが荒れていても、庭では草も花も生きています。
多くの昆虫たちも、きっと他の生き物も。
営々と命は続いています。
家よ、泣かんとき!

 

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仕事と税金

朝令暮改が全てを破壊する

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

組織にあって、トップの朝令暮改はすべてを破壊します。
例えば創業企業のオーナーは、当然ですが有能です。
それゆえに部下には常に不満を持ちがちです。

自分に比べれば誰でも自分以下、と心底思ったら、
実はそこがターニングポイント!
部下を軽んじてしまうと、平気で前言撤回、朝令暮改。
「正しいのは俺様・私様→だから変更してもただ従え」
思いつくまま変更できるなら、決断するのは簡単です。
どんな人でも簡単なほう楽な方に流れます。

かくして奇妙な社内ルールがうまれます。
「すぐには、やらない」というルール。
どうせまた変わるから……。

やり過ごす、聞き流す、仕事しているふりだけが上達します。こうなっては崩壊は時間の問題です。

人の上に立つときには、自分への厳しさが一入必要ですが、これが、成功したときほど難しい!

 

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趣味と雑感

死が〈数〉で伝えられる惨さ

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

事故、事件、疾病、災害、テロ、戦争。
人が亡くなるとき、メディアではもっぱら「数字」を、
大きな見出しとして使います。
数字には具体性があり、インパクトがありますから、
大切なことではあります。

しかし、その内の1は、一人の人。
生まれて、生きて、笑って泣いて喜んで怒って楽しんで、
生きていた一人の人。
家族や恋人がいて、友人や仲間がいた、一人の人。
その現在と未来が、唐突に断ち切られた惨さを思います。

来年は、どうか穏やかな日々になりますように。

 

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仕事と税金

卑怯な言い回し3選!

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

会社員時代、私が耳にした卑怯な言い回し3選。
1,「私が悪者に……」
2,「そこまでは……」
3,「私にも誤りが……」
概ね、似たタイプの人が口にしていました。

1→実際に自分が原因を作ったのに、この台詞。あたかも「私が作った原因はわずかだけど、全てかぶります~~」「それでこの問題を解決します~~犠牲になります~~」
というニュアンスで、私ってとっても良い人でしょ?
とアピールしつつ、原因をうやむやにしようとする。
高度な戦略? 概ねご本人が原因なのに。
本当に自己犠牲される方は、こんな台詞口にしません。

2→「そこまでは確認しませんでした」
「そこまではやっていませんでした」
そこまで”以外”は、完璧なようなおっしゃり方です。
「それは」でいいのに、わざわざ「そこ”まで”は」
これがアピールしたいポイント!なのでしょうね。

3→この台詞のポイントは「も」です。
「私に”も”誤りがあります。それをきちんと潔く認めます」
認める私ってエライでしょ?とアピールしつつ、
「でね、ほとんどは私以外の○○さんや△△さんが~~」
と言外に訴えています。

こういう言い回しが習い性になっている方は、
「よしっ、これで乗り切った」と思うからか繰り返します。でも実は周囲のほとんどに
「ああ、また始まった……」とバレバレですよ♪

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