福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
理論暗記は苦手な方が多いようですが、私は好きでした。
税法の文章は一読難解、二読誤解、三読不可解なんて言われています。しかし、読めば読むほど合理的・機能的です。
色々な解釈ができてしまっては成立しませんから、これでもかというくらい精度を高めています。
必須の条件・要件、をあますことなく伝え、かつ簡潔に!を目指した文章だと思います。その機能性が美しい!
(括弧の中に括弧が延々と続くマトリョーシカはともかく)
さて、私がやっていた理論暗記の工夫。
1,マーカー三種類の使用
一冊の理論テキストに、統一ルールを決めていました。
紛らわしく迷ってしまう文言が多数ありますので、例えば、「……とする」「……とみなす」これを、
「とする」はオレンジで塗り、
「とみなす」は緑で塗る。
一冊全て同じルールで目に焼き付ける!作戦です。
2,図にする
理論を図?と思われるかもしれませんが、
私はテキストの余白によく図を描いていました。
円や表。自分の頭を整理し、その条文を理解するためです。
どういう図形でどう作るか、考える過程でかなり理解が進みますし、自分で作ったものは強く印象に残ります。
続く
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